専門科目


地球のダイナミックス('10)


トップページに戻る



 平成26年7月
択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 10

出 題 元 : テキスト中心

持ち込み可能か: 持ち込み不可




コ メ ン ト : テキストを参照しながら放送授業を見ると、ほんとに困惑します。
 グラフの縦軸と横軸がテキストと放送授業では逆だったりと、余計な事で頭がこんがらがってしまって時間を取られます。
 説明の順番が違っているのは他の教科でもあることですが、それとはちょっと比にならない感じです。
 あまりテキストとリンクさせずに見るのが良いと思います。
 用語に不慣れだった事もあり、授業を見ているときは理解が追い付かず試験はどうなることやらと思いましたが、 意外と大丈夫でした。
 過去問と課題をきちんとやり、テキストを一読すれば大丈夫かなという印象です。
 授業を見ない方が困惑せず良かったのかとも思いましたが、色んな場所に行かれていて、 イメージはつかみ易いので見た方が良いのでしょうね・・・。
 今回の試験問題自体は意地の悪いものはなかったです(ある問題の答えが別の問題の選択肢にあったり)。
 それだけに、放送授業とテキストの不一致感がもったいない教科でした。

 ーーーーーーーーーーー
 問1:間違っているものを選べ。
 @花崗岩が大量に含まれているのは、大陸地殻である。
 A大量の玄武岩が含まれているのは、海洋地殻である。
 B海洋地殻には、海溝があり、しばしば厚い堆積物がある。
 C砂岩から形成された花崗岩は、多くの粒子の大きい結晶を含む。

 問2:間違っているものを選べ。
 @玄武岩・安山岩は、SiO2、Al2O3、MgO、FeOを含む。
 A火山岩には、玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩がある。
 Bたいていの火山岩では、SiO2が増加するにつれて、MgOとNa2Oが減少する。
 C多くの火山岩は、SiO2が増加するにつれて、FeO/MgOが次第に増加するソレアイト系列と、変化が少ないカルクアルカリ系列に分かれる。

 問3:間違っているものを選べ。
 @安山岩マグマは地球内部の温度600℃より低温度の領域で発生する。
 A海洋地殻は、地球表面で玄武岩マグマが多く噴出する地域である。
 B地球内部は、100kmより深いと1000℃を超える領域がある。
 C一般には、地下温度が高いほど地殻表面の熱流量は大きい。

 問4:かんらん石の化学組成を選べ。
 @MgSiO3
 ASiO2
 BMg2SiO4
 CMgO

 問5:変成岩について、間違っているものを選べ。
 @変性相のひとつに、緑色片岩相がある。
 A角閃岩相は変成作用の圧力が、エクロジャイト相より低い。
 B多くの変成岩には石英は含まれない。
 C変成岩にはダイアモンドを含むものがある。

 問6:鉱物について、間違っているものを選べ。
 @輝石は、鉄イオンとマグネシウムイオンを置換できる。
 Aかんらん石の鉄の含有量が多くなると、ザクロ石の鉄の含有量も増加する。
 B鉱物粒子の大きさと温度の関係を用いているのは地質学的温度計である。
 C鉱物間元素の分配係数は圧力によって変化する。

 問7:マグマについて、間違っているものを選べ。
 @1気圧でMgSiO3の輝石を融解させると、かんらん石とメルトができる。
 A1気圧でMg2SiO4のかんらん石を融解させると、その化学組成のメルトになる。
 B玄武岩マグマが冷却していくとき、かんらん石結晶が作られ、SiO2成分がマグマ中に増加する。
 C結晶の融解温度は圧力が大きくなっても変化しない。

 問8:火山について、間違っているものを選べ。
 @活動的な火山が、太平洋周辺地域に帯状に配列している。
 A玄武岩マグマの噴火は、しばしば爆発的である。
 B富士山は島弧の活動的な火山である。
 Cマグマ活動が、海嶺では活発に起こっている。

 問9:岩石の破壊と断層の形成について、間違っているものを選べ。
 @歪みの大きさと差応力の大きさに比例する領域がある。
 A岩石が降伏する歪みの領域でも、歪みと差応力は比例している。
 B応力軸の方向に応じて、正断層、逆断層、横ずれ断層がある。
 C地震断層とは地震を起こした断層のことで、断層沿いのすべり運動がとても早い。

 問10:地磁気について、間違っているものを選べ。
 @数10万年で地磁気が逆転している。
 A噴出したときの地球磁場方向に火山岩は磁化される。
 B磁気縞構造は海洋底拡大モデルを実証している。
 Cマントル上部におけるマントル対流は地球磁場の原因である。


平成22年7月
択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    10

出題元 :    テキスト中心

持ち込み可能か :    持ち込み不可



コメント :その1

講義とテキストの内容があまり合っていなく、困惑しました。

試験は通信課題をしっかり勉強して、教科書を5回くらい読めば大丈夫だと思います。

変成岩について
地球内部の鉱物について
マグマについて
地球内部の温度について
地球深部の温度構造について
岩石の破壊と断層の形成について
海底の磁気縞構造と地磁気逆転について


頑張ってください!



出題元 :    テレビやラジオ中心



コメント :その2

問1.正解を一つ選択。
@地殻には海洋地殻と大陸地殻があり、前者は後者の上部に堆積したものである。
A変成岩は堆積岩が再結晶してできた。石英からなる。
B堆積岩は、深海底で堆積した砂岩である。
C火成岩には、安山岩や花崗岩がある。

問2.間違いを一つ選択。
@地殻を構成する岩石は、sio2、Al2O3、MgO、FeO成分を含む。
A火山岩はSio2の多い順に、玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩に分類される。
B火山岩の化学組成は、sio2成分が増加するにつれて、Feo/MgOが次第に増加する場合と、変化が少ない場合に分かれる。

問3.間違いを一つ選択。
@安山岩を作ったマグマは600度より低温域の領域で発生する。
A表層で玄武岩マグマが噴出するのは海洋地域である。
B地殻内部は100キロより深いと1000度を超える領域がある。
C地下の温度が高い程、地殻表面の熱流量は大きい。

問4.鉱物で、間違いを一つ選択。
@上部マントルではカンラン石が主要鉱物である。マントル遷移層ではウズレアイトやリングウッタイトが主要鉱物。
Aカンラン石は高温で相転移し輝石となる。
B相転移に伴う体積変化とエントロピー変化の比は相転移温度の圧力変化を表す。
C鉱物の融解温度は深さの増加とともに高くなる。

問5.変成岩で、間違いを一つ選択。
@変性相は、温度ー圧力図の中で設定された領域を表す。
Aグラニュライト相は緑色片岩相より高温である。
B超高圧変成岩は高圧鉱物であるダイアモンドの出現で特徴付けられる。
Cコース石を含む岩石は緑色片岩相の変成岩である。

問6.地球内部の温度測定につき、間違いを一つ選択。
@鉱物の鉄とマグネシウムに関する分配係数値は、温度により変化する。
A体積変化が小さい反応は圧力変化に敏感である。
B変成岩の温度と圧力は、地質圧力計と地質温度計を組み合わせ求める。
C地球内部の温度と圧力は場所により変化する。

問7.深部の温度構造で、間違いを一つ選択。
@重力エネルギーは、内部の熱として保持された。
A内部では深さに比例し温度が増加する。
Bマントル遷移層と下部マントル境界の温度は、リングウッタイトからペロブスカイトとMgOへの反応曲線から決定される。
Cカンラン岩ゼノリスに、地質学的温度計・圧力計を適用すると、内部の温度を推定できる。

問8.島弧の火山活動で、間違いを一つ選択。
@火山フロントは海溝から200km離れて帯状に分布する。
A火山フロントから海溝と反対側の領域には、火山が多い。
B火山フロントから海溝と反対方向にマグマの噴出量が増加する。
C爆発的噴火活動が多いのが特徴である。

問9.岩石の破壊と断層形成で、間違いを一つ選択。
@差応力を加えるとき、歪みの大きさが差応力の大きさに比例する。
A岩石が降伏する歪みの領域でも、歪みと差応力は比例する。
B断層には、正断層、逆断層、横ずれ断層がある。
C地震断層では、断層沿いのすべり運動が速い。

問10.磁気構造と地磁気逆転で、間違いを一つ選択。
@磁場は数十万年で磁気北極と南極を入れ替える。
Aマグマが火山岩になるとき、岩石は磁場方向に磁化される。
B海嶺から離れるにつれ、磁化方向は軸に対し左右対称的に変化し、縞構造を作る。
C磁気縞の年代は海嶺から離れるに従い新しくなる。