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(大学院)精神医学特論('10)



 平成24年1月
択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    10

出題元 :    どちらともいえない

持ち込み可能か :    持ち込み不可


コメント :

 各問4肢から私が正答として選んだものを記載します。

問1 精神医学における診断基準や症状評価尺度について
 @ ICDとDSMは互いによく似ているが、WHOによるICDは保健実務家が使用しやすいよう簡便に作られており、アメリカ精神医学会によるDSMは学術研究を想定して詳しく記載されているといった違いがある。

問2 気分障害について
 @ 軽症のものも含めた場合、うつ病の生涯有病率は約15%と推測されている。

問3 気分障害の治療について
 A 認知療法はうつ病の患者に見られる否定的な認知に焦点を当て、その修正を図る治療法である。

問4 統合失調症について
 B 統合失調症の破瓜型は妄想型と比較して発症年齢が低く、陽性症状よりも陰性症状が目立っている。

問5 不安障害やストレス障害について(以上正しいものを)
 @ 脳機能の障害や身体疾患による精神障害において、転換性障害や解離性障害とよく似た症状が現れることが知られている。

問6 てんかんや脳波検査について(以下誤っているものを)
 B 脳波検査で異常が確認されれば、特に臨床症状がなくともてんかんと診断することができる。

問7 精神遅滞について
 @ 精神遅滞は、もっぱら知能水準(IQ70以下)によって診断される。

問8 パーソナリティ障害について
 B シゾイドパーソナリティ障害と回避性パーソナリティ障害は、他者から拒絶されることを恐れて社交場面に出ようとしない点で共通している。

問9 壮年期や老年期の精神疾患について
 C AAなどの断酒会活動はアルコール依存症患者の心の支えにはなるが、断酒の成功率を向上させる効果は実証されていない。

問10 精神療法について
 @ 初診面接で最も重要なのは信頼関係の構築であり、そのために治療者は患者の発言内容を無条件に肯定すべきである。
                                 以上
 


平成20年1月
択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    10

出題元 :    テキスト中心

持ち込み可能か :    持ち込み不可


コメント :

抗うつ薬の作用
発達障害は男女差
老年期の結晶性知能
アルコール 断酒会
パーソナリティー障害
電気痙攣療法
統合失調症 薬
DSM-WとICD-10




平成18年1月
択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    10

出題元 :    テキスト中心

持ち込み可能か :    持ち込み不可


コメント :
第5章 気分障害(1)
気分障害の疫学(うつ病の疫学)が出題されました。
・ うつ病の生涯有病率:症状の軽いものを含めると15%程度
            典型的なうつ病も5〜10%と推測されている
・ 女性の方が、発症率が高い。
・ 平均発症年齢:40歳くらい

第15章 飲酒
飲酒による酩酊状態下での犯罪について出題されました。
・ 病的酩酊下では「責任無能力」
・ 単純酩酊下では「責任能力あり」
・ 複雑酩酊下では「判断は複雑」

第12章 発達障害
ADHDについて出題されました。
・ ADHDは高年齢では「多動」は表面的に目立たなくなる。

あとは、あまり覚えていませんが、かなり簡単でした。
2回くらいテキストを読んでおけばOKだと思います。