専門科目


日本美術史('14)


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 平成 27年 1月

択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 12

出 題 元 : 講義中心

持ち込み可能か: テキスト持込可



コ メ ン トその1 : 27年1月試験

 図を見て設問を答えるという形式の問題が大部分でした。
 26年7月試験よりも難易度は下がっていたと思います。
 図の作品名さえ分かれば、あとは印刷教材から見つけ出せたのですが、 図は全て放送授業から出題されていたので放送授業の視聴は必須です。

 私の場合、放送授業をパソコンで視聴し、授業で出てきた作品を 全てスクリーンショットに収めてワープロソフトに貼り付けて出力し、 それをノートとして活用しました。
 (東寺所蔵の作品は著作権の関係からストリーミング配信されていなかったので インターネットで当該作品の画像を探しました)

 なお、26年7月試験や日本美術史('08)では設問の内容も放送授業から 出題されておりましたので、放送授業のうち印刷教材に記載のない 内容については全てノート化しておくのがより確実な対策と思われます。
 (私はそこまでしませんでしたが、運がよかっただけだと思っています)

持ち込み可能か: 持ち込み不可


コ メ ン トその2 : 試験問題は公表されますので省きます。
 今回は、少し捻った質問の仕方が多かったと思いました。
 通信指導からは1問も出ませんので、通信指導に出ていないものにヤマをはってもいいかもしれません。
 きっと落としたので(泣き)再チャレンジします。

出 題 元 : どちらともいえない



コ メ ン トその3 :
 放送内容やテキストをすべてを確認(参考文献・注意事項を含めて)のこと。
 どこから何がでるかわかりません。
 授業内容・単位認定試験は大学院レベルです。
 平均点も50点以下ですから覚悟してください。

出 題 元 : 講義中心

持ち込み可能か: 辞書/電卓持ち込み可



コ メ ン トその4 : 【設問について】

 すべて、五肢選択。

 1.勧心寺・如意輪観音菩薩坐像の写真。何世紀のものか。九世紀。

 2.曾我蕭白の雪山童子図の写真。同じ作者の作品を選ぶ。雲龍図(ボストン美術館)

 3.黒漆塗金剛杵兜鉢の写真。同じ時期のものを選ぶ。上杉謙信着用の金銀緞子等縫合同服。

 4.虚空蔵菩薩像(東博)の写真。同じ時期のものを選ぶ。十二天像(京博)

 5.法隆寺関係の内容の文章で誤ったものを選ぶ。×法隆寺で若草伽藍から移したものはない。

 6.雪舟の絵の説明で間違ったものを選ぶ。×師の李在の山水図と雪舟の四季山水図は似ていない。

 7.渡辺崋山の四州真景図の説明で正しいものを選ぶ。

 8.東福寺同聚院・不動明王坐像の説明で正しいものを選ぶ。

 9.菱田春草の落葉の写真。その説明で間違っているものを選ぶ。×狩野芳崖に学ぶ。

 10.彦根屏風の説明で誤ったものを選ぶ。×屏風は室町時代の大和絵。

 11.目に関する作品で誤ったものを選ぶ。×運慶の大日如来坐像は現存最古の玉眼。

 12.異時同時図で間違った説明のものを選ぶ。×六道図のうち人道不浄相図は一時限りのもの。

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 【感想】

 授業をしっかり復習していれば、実に素直な問題だと思います。

 テキスト、ノート持ち込み可。

 私は、録画したモノを5回ぐらい繰り返して見て、かつ、パソコンで講義ノート(図版はネットで探しました。) を作りました。
 ほぼ、ほとんど100%授業メインの設問で、テキストだけでは満点はとれません。

 もしよろしかったら、私の作った講義ノートを送付いたします。
 NAF02177@nifty.ne.jp(@は小文字に変換)
 にご連絡ください。




ここから下は日本美術史('08)

 平成25年7月
択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 12

出 題 元 : テキスト中心

持ち込み可能か: 持ち込み不可

コ メ ン ト :
こんなに、面白い科目があるのだろうかと思いました。
 通信は簡単でした。
 試験も@!(^^)!



 平成24年1月

択一式か記述式か :択一式

設問数 :12

出題元 :どちらともいえない

持ち込み可能か :持ち込み不可



コメント :
問1 文章から説明の趣旨に合わない作例を選択肢から回答
問2・3 問題の説明文に合致する作例を選択肢から回答
問4 建築物とその内部について誤っている解説を選択肢から回答
問5 絵画に描かれた建築物について誤っている解説を選択肢から回答
問6 ABC順に事象・作例の成立年を並べたときにその順序の正しい組み合わせを選択肢から回答
問7 Aを参考にBが作られた作例についてABの正しい組み合わせを選択肢から回答
問8 美術にみる多色と単色の関係について正しい解説を選択肢から回答
問9 浮世絵に関する会話文から誤っている発言箇所を選択肢から回答
問10 問題の説明文に合致する作例を選択肢から回答
問11 部分写真と作例の組み合わせについて正しいものを選択肢から回答
問12 写真とその作例解説の組み合わせについて正しいものを選択肢から回答

過去の平均点が物語っているように高い難易度でした。
作例の特徴や解説、作者の生い立ち等、テキスト・放送中に触れたすべての作例について理解しておく必要があります。
教科書を読むだけでは太刀打ちできないと思います。


平成23年7月

択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    12

出題元 :    どちらともいえない

持ち込み可能か :    持ち込み不可




コメント :
【1】作品の説明として誤っているものを選べ。
    
【2】作品に見られる遠近法について論じた文章の中で、適当ではない語句を選べ。

【3】各時代の文化の特色について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【4】奈良時代から平安時代中期の美術について述べたものとして、正しいものを選べ。

【5】飛鳥時代から鎌倉時代の異時同図法について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【6】運慶と彼の偉業について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【7】ダブル・イメージを持つ作品について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【8】対の表現について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【9】江戸時代と明治の美術について述べたものとして、正しいものを選べ。

【10】大正・昭和期の美術について述べたものとして、誤っているものを選べ。

【11】(図版を提示して)それぞれの作品の説明として、誤っているものを選べ。

【12】【設問11】に同じ。 

 注.設問1から3までは、参考までに止めてください。


  ●問題の傾向●

印刷教材に記述がなく、放送授業でのみ取り上げられた作品についても出題されました。
選択肢は、具体的な作品例をあげ記述したものが多く、読むのに時間を費やしました。
選択肢に、言葉で引っ掛けるようなものはありませんでした。
工芸品や彫刻よりも、絵画に関する問いが多かったようです。
美術品の制作年代や所蔵を問うようなものは見られませんでした。


  ● 対 策 ●

@印刷教材に出てくるものはもちろん、放送授業で取り上げられる美術品については図版を確認しておくこと。
  各章末にある参考文献全てを網羅するのは、困難です。
  私は、辻惟雄『日本美術の歴史』(東京大学出版会、2005年)を参照しました。
         ↑
     印刷教材のまえがきに記載されていた本
  近所の図書館から借りてきて、こちらのカラー図版で印刷教材のフォローをしました。

Aキーワード:遠近法、ダブル・イメージ、異時同図法、金銀泥など
  美術品に見られる趣向・形状・素材・技法や表現法について、
  時代がふるにつれ変化するものとそうでないものがあります。
  教材でこれらのキーワードが出てきたら、いつの時代のどの作品に見られたのか整理しておきましょう。
  通信課題の設問から、どのキーワードについて問われるのかヤマをはるのもいいでしょう。
  担当講師が放送授業で熱く語る作品は、特に重要です。


平成22年1月
択一式か記述式か :    択一式

設問数 :    10

出題元 :    どちらともいえない

持ち込み可能か :    持ち込み不可


コメント :その1

各時代の特徴を把握すること。
作品を見てわかること。
放送授業のみに出ていた作品にも留意



コメント :その2

記憶している限りです。
1.A-Cが発生順になっていないものを選べ
2.美術と国家の関係で誤っているものを選べ。
3.樹に関する美術についての記述で誤っているものを選べ。
4.江戸中期と近代の関係について正しいものを選べ。
5.縄文から古墳時代についての美術について書かれた文章に4つの空白がある。
5つの作品のうち4つの空白に入らないものを選べ。
6.平安後期の仏像について書かれた文章に4つの空白がある。
5つの作品のうち4つの空白に入らないものを選べ。
7.平安〜室町の絵画についての文章に出てくる作者名のうち誤っているものを選べ。
8.個人むけの絵画についての文章に出てくる作品名のうち誤っているものを選べ。
9.次の1〜5は図A〜Eの説明である。このうち誤っているものを一つ選べ。
10.次の1〜5は図F〜Jの説明である。このうち誤っているものを一つ選べ。

通信課題や自習問題よりは易しいと感じました。
授業で出てくる作品については確実に覚えておく必要があると思います。


平成21年7月
択一式か記述式か : 択一式

設問数 : 10

出題元 : どちらともいえない


持ち込み可能か : 持ち込み不可



コメント :

今期から問題用紙を持ち帰れるので、設問、選択肢とも詳しく書けますが、出題傾向を大まかに把握できるようにとの考えから、設問のみ転載します。

1)次の1〜5は、日本美術史の特色や時期の区分について述べたものである。授業内容と合致するものはどれ?

2)次の1〜5は、それぞれのできごとがA→B→Cという順序で起こったことを示している。順序が誤っているものは?

3)一つのイメージが二つの意味を持つことをダブル・イメージと呼ぶが、日本美術に関するダブル・イメージに関する次の1〜5の説明のうち誤っているものを一つ選べ。

4)日本美術に表された自然景の中の人物について、誤った説明を一つ選べ。

5)日本の建築とその内部について、誤っているもの。

6)次の文章の空所A〜Dには1〜5の作例のうちどれにもあてはまらないものを一つ選べ。

7)次の文章の下線部1〜5の人名のうち誤っているものを一つ選べ。

8)1888年9月、フィンセント・ファン・ゴッホは弟のテオに宛てた手紙の中で、誤っているものを一つ選べ。

9)次の1〜5は図A〜Eの説明である。このうち誤っているものを一つ選べ。

10)次の1〜5は図F〜Jの説明である。このうち誤っているものを一つ選べ。



【傾向と対策】
 各時代の美術史的特徴、その変遷、代表的作例をノートにまとめ、把握しておきましょう。
 私はこの分野に苦手意識があったので、長女が使っていた「流れがわかる日本史B テーマ史ノート」(山川出版社)の「美術史」部分を使い、理解の助けとしました。
文字ではなく図でまとめると、流れがつかみやすいと思います。
 また、設問に登場する美術品の説明に関しては、テキストだけでなく放送授業での講師の説明・表現をチェックし、ノートに書き込みましょう。
設問での説明は、テキストの記述どおりではなく、放送授業でのコメントを交えてアレンジされているからです。
 加えて、放送授業でのみ紹介される作品の図柄と特徴を覚えましょう。
なぜなら問9と10に掲げられた作例のほとんどは、放送授業だけで紹介されたものだからです。
 たとえばテキストで図が紹介されている「源氏物語絵巻」と、紹介されていない「紫式部日記絵巻」の違いを、判断できるようにしておいたほうがいい、ということですね。
 そのうえで「引目鉤鼻」の描写法を用いているものはどちらか、構図の違いは、という判断ができるくらいにしておくと、惑わされずにすみます。
参考文献に目を通さなければわからない問題もありますが、何について出題されるかがわからないからには、事実上、すべての文献は読めないので対処のしようがありません。
 手強い科目ですが、テキストをポイントでまとめたノートを参照しつつ放送授業での解説を記入して完成させていけば、7〜8割は正答できると思います。



コメント:その2
 日本美術に興味があって選択しました。324ページの内容に対して縄文から戦前までの日本美術が詰め込まれており、放送を見たら眠くなったことはシバシバでした。レポートはなんとか9問正解しましたが、解答にてこずりました。自習問題も手をつけたのですが、解答に時間がかかり最後の2問は、正解を送ってくるのを待ちました。それで、この科目は、難関科目と感づきました。

 それでなくても放送大学のマークシートは要注意です。楽勝なことは少ないです。むしろ、先生の得意分野が出される記述の方が楽です。大学入試のマークシートは、対策用の参考書があるから楽なのです。

 本を読み込むことが、試験対策なのですが、バラバラ読んでも意味がない。そこで、註の箇所を読み直しとシラバス、佐藤先生の業績などをネットで調べたほか、レポート、自習問題をやりなおしました。註の部分を中心にメモリーツリーを作って対策しました。放送を聴くより註を読み直した方が面白かったです。

 試験ははっきりいって大学入試センター試験のようでした。たいてい、試験は平均点60点台をメドに作られているため、レポート、自習問題から何問かそのままでているものですが、それもありません。巧みに問題を作り変えています。持ち帰って解答してみると7問くらいは正解しているもようです。自分のカンでメモリーツリーを作ったのですから3問落としたのは、しようがないと割り切っています。

 註を押さえて放送に臨んだ方が記憶の定着がいいように思います。