専門科目


博物館教育論('12)


トップページに戻る



 平成26年7月
択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 12

出 題 元 : どちらともいえない

持ち込み可能か: 持ち込み不可





コ メ ン トその1 : 
  学芸員の資格取得を目差しておられる方には、 「現代の生涯学習」を合わせて受講(試験的には 余り関係無いが効率面で良い)すると内容的に重複 する部分があり復習になります。
 本科の放送授業は各章の後半部分ゲストの方にインタビュー 形式でコメントが述べられています。その内容が2問ほど 出ていました。テキストを熟知していれば消去法で正解に 辿り着けますが、一度は放送を聴いてポイントをメモする のが賢明と思います。
 基本的には提出・復習・過去問から同じか手直し的 な問題が多い傾向に有ると思えます。

コ メ ン トその2 :
 出題傾向や対策は最初に投稿されている方のおっしゃる通りです。
 私は放送授業を聴講せずに試験に挑みましたが、なんとかなりました。
 手元にある過去問を提供致します。 このサイトへの恩返しになればと思います。


 ★平成24年度第2学期★
   この下に記載してあります


平成26年1月
択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 12

出 題 元 : テキスト中心

持ち込み可能か: 持ち込み不可





コ メ ン ト : うろ覚えですが、

 提出問題、自習問題、過去2期分の過去問から、 3問位は同じ問題だったと思います。
 また、残りの内4問位も過去問と似たような系統で、文章から推測可能です。
 最後の3問位は、印刷教材を熟読していないと難しいかもしれません。

 順不同(思い出した順に書き留めています)
 @博物館利用やの活動と教育的意義
 A博物館教育の歴史研究で、目黒区美術館について
 Bボランティアについて 一番受け入れ人数の多い博物館
 CICOMと日本博物館協会の設立年
 D家庭での博物館教育
 E社会教育法

 あとはちょっと忘れました。
 すみません。

 平成25年1月
択一式か記述式か: 択一式

設 問 数 : 12

出 題 元 : どちらともいえない

持ち込み可能か: 持ち込み不可



コ メ ン ト : ★平成24年度第2学期★

 問1:今日における博物館利用者の活動とその教育的意義について正しいものを選べ。
 @構成主義教育の場としての博物館資料の観賞では、鑑賞者の外側にある知識を鑑賞者が的確に把握することを目指している。
 A博物館教育には、博物館外の学習が含まれる。 ○
 B博物館教育は、利用者が学ぶことや学び方を主体的に選択するのが中心であり、非意図的偶発的学習は常用ではない。
 C人が、余暇においてくつろぐために博物館を訪れることは、一過性の博物館利用で、教育的な意義は低い。

 問2:利用者主体の博物館教育の歴史研究について、誤っているものを選べ。
 @利用者主体の博物館教育の歴史研究の一時資料には、プログラム参加者の感想(日記)など記録資料が含まれる。
 A目黒区美術館の「色の博物誌」シリーズ(降旗千賀子さん担当)のような、継続的な展覧会やプログラムでは、博物館利用者も博物館とともに歴史を築いていく。
 BICOMによる博物館の定義に、目的として「社会お呼びその発展に奉仕する」ことが盛り込まれ、博物館機能に「コミュニケーション」が加わったのは、1962年である。×
 C目黒区美術館の降旗千賀子さんは、「学芸員の長年の経験を、多くの人の吸有財産にしていくために、展覧会やワークショップの記録を残すことは重要である」と述べた。

 問3:博物館展示に関して、誤っているものを選べ。
 @展示は、博物館と来館者とのコミュニケーションにおける媒体であり、このコミュニケーションは、来館者のフィードバックなどにより、メッセージ(情報)送信者の博物館にも作用する。
 A布谷知夫さんによると、2014年開館の三重県立博物館の基本展示室(常設展示室)の建物に占める割合は比較的低く、多様で豊富な所蔵資料は、比較的広いテーマ展示室においても、テーマに沿って紹介していく。
 B布谷知夫さんによると、2014年開館の三重県立博物館の基本展示室(常設展示室)には、博物館利用者が提供した古写真を活用した展示コーナーがある。
 C「エノラ・ゲイ」展示は、博物館のメッセージと展示資料が等しいということを示唆している。×

 問4:展示と来館者を繋ぐ補助教材について、誤っているものを選べ。
 @東京国立博物館では、様々な来館者に向けた教育プログラムの一環として、常設展示やテーマ展示に関連した鑑賞ツールを用意している。
 A教材を用意するときは、鑑賞者が教材を利用する体験だけでなく、博物館における鑑賞者の体験全体を考慮に入れる事が大切である。
 B東京国立博物館の藤田千織さんは、「鑑賞ツールには、書く、読む、話す、さわる、描く、演じるなど、学習者の多様な学びスタイルに適した、さまざまな活動を含める事ができる」と指摘した。
 C教材を利用する来館者は、多様な要望を持っていて、一つの展示補助教材で全ての要望に応えるのは可能である。×
 問5:美術館におけるワークショップなどの教育プログラムについて、誤っているものを選べ。
 @1970年代後半に行われた、板橋区美術館の「アート・ナウ」や、東京都美術館の「造形講座」は、多様なコミュニケーションを含み、ワークショップの先駆けと言える。
 A1970年代後半に行われた、板橋区美術館の「アート・ナウ」や、東京都美術館の「造形講座」は、参加者の受動的技術習得を目的としている。 ×
 B目黒区美術館では、展覧会と関連付けて鑑賞体験、創造体験。身体体験を組み合わせたワークショップを行っている。
 Cワークショップの成果は、製作した作品だけでなく、学習プロセスや参加者相互コミュニケーションによる学習も含まれる。

 問6:博物館関連の学習グループ(学習サークル、同窓会、友の会)について、誤っているものを選べ。
 @日本の博物館の友の会は、博物館のリピーターに対して特別なサービスを提供するという還元的な側面がある。
 A自然科学系博物館の教育プログラムの参加者がリピーターとなって、継続的な学習を進めるための学習サークルはほとんどない。×
 B平成20年度の『日本の博物館総合調査研究報告書』において、友の会の設置率は、都道府県立が高く、ついで公益法人、市立、町村立である。
 C大阪市自然史博物館のサークルは、自然と関わりのある活動全般の入り口を提供し、様々な人と交流して情報を得る場であり、一人では出来ない活動を展開する場である。

 問7:学校と博物館の連携について、誤っているものを選べ。
 @1949年の社会教育法において、学校と博物館の関係は、法的に明文化された。×
 A1951年の博物館法において、学校と博物館の関係は、法的に明文化された。
 B「博物館や郷土資料館等の活用を図る」ことが初めて盛り込まれたのは、1989年の学習指導要領の小・中学校の社会科においてである。
 C学校と博物館の連携は、1988年の学習指導要領に「総合的な学習の時間」が導入されたのを契機に、博物館そのものを教材とする新たな動きが見られるようになった。

 問8:家族集団における教育に関して、誤っているものを選べ。
 @家庭内教育は、長期にわたる定型教育であり、その過程が重要である。×
 A家族プログラムでは、大人の参加者の「学習の転移」が可能となるように、大人の参加者にも教材とインストラクションを提供する事が重要である。
 Bグッゲンハイム美術館では、家族プログラムに加え、家族が美術館で展示作品や展示空間を一緒に鑑賞するのに役立たせるための、大人のみを対象としたワークショップを実施している。
 C家族と博物館は、それぞれにおける教育を相互に変容し得る。

 問9:博物館のボランティアの現状について、誤っているものを選べ。
 @博物館のボランティア制度は、各館の事情やボランティアの意向により、多様である。
 A都道府県立博物館は、ボランティアの受け入れの割合が最も高い。
 B利用者は、博物館との日常的な交流の中で、ごく自然にボランティア的な活動を行うことがある。
 C市立の博物館が、ボランティアの受け入れの割合が最も高い。×

 問10:博物館における評価活動について、誤っているものを選べ。
 @展示評価には、企画段階評価、製作途中評価、総括的評価など、3つのタイプの評価がある。
 A展示評価は、博物館のメッセージが来館者へ伝わったかどうかを検証することで、来館者の視点に立った展示を企画するうえで重要である。
 B(有)プランニング・ラボの村井良子さんは、ワークシートの開発において多様な調査方法を併用しながら試作と評価を繰り返すことによって、目的にかなうものに仕上げる事ができることを指摘した。
 C個人の学習の過程と成果を理解するための学習評価は、確立した方法論により頻繁に行われている。×

 問11:教育担当学芸員の専門家教育に関して、誤っているものを選べ。
 @博物館が多用な利用者の教育の場としてその責任を全うする為には、教育担当学芸員への継続的な教育は必須である。
 A2011年度より、文化庁はミュージアム・エデュケーター研修を実施した。
 Bイギリス博物館協会は、専門職員の研修を実施しているが、専門職員の資格認定制度はない。×
 C博物館は、行政機関や大学など、あらゆる組織と連携しながら、教育担当学芸員の教育機会を創出すると共に、学芸員の参加を保障することが望まれる。

 問12:日本の博物館に関して、誤っているものを選べ。
 @博物館、図書館、公民館は、第二次世界大戦後の教育改革の中で、生涯学習施設に位置付けられた。×
 A様々な利用者ニーズに応え、博物館教育の充実を図るためには、各博物館が博物館教育を担当する専門職を有し、館全体による組織としての努力をする必要がある。
 B指定管理者制度に対して、長期的な視点に立った博物館運営が困難であるなどの批判がある。
 C博物館、利用者が協力して望ましい学習を創造することが、博物館教育の質の向上に重要である